プラモデル 塗装

プラモデルの塗装
プラモデルの塗装は 
しない人が多いですよね。 
 
手間もお金もかかりますから 
しないと割りきるのも有りでしょう。 
 
でも上手に塗装できると 
楽しいですよ。 
 
塗装の方法は大きく分ければ二つ。 
 
筆塗りとエアブラシ。 
 
それぞれのメリットデメリットを 
順番にお伝えしていきますね。

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プラモデルの塗装

筆塗り

塗装はキレイに仕上げようとするほど 
道具が必要になってきます。 
 
安く始めたければ筆塗り。 
 
筆と塗料皿くらいで始められますが 
技術が必要です。 
 
 
筆ムラなく均一に塗る。 
 
これだけのことが難しいです。 
 
塗る面積が広くなるほど 
難易度も上がっていきます。 
 
初心者が上手に塗るのは 
かなり難しいでしょう。 
 
 
今のキットは多色成型も多いです。 
 
最初は部分塗装くらいにしておけば 
コストも技術も無理なく始められます。 
 
数をこなせば上達していきますよ。

エアブラシ

エアブラシがあれば初心者でも 
簡単に塗装ができます。。 
 
「エアブラシは難しい」 
 
そう思っている人もいますが 
単色で塗るだけならむしろ簡単。 
 
プラモデルの箱に乗っているような 
キレイな完成品。 
 
ああいった仕上がりを目指すなら 
エアブラシが簡単です。 
 
 
陰影をつけたり迷彩塗装をしたり。 
 
そう言った表現をしようと思ったら 
技術が必要になりますけどね。

エアブラシの問題点

エアブラシの問題点は 
周辺環境にあります。 
 
エアブラシを使うなら塗装ブースが必要。 
 
排気のことを考えなければなりません。 
 
 
排気には粉塵と臭いが含まれます。 
 
塗料のミストと溶剤の臭い。 
 
これらを外に出しても大丈夫か? 
 
 
敷地の広い一戸建てなら 
問題ないでしょう。 
 
何も置いていない庭に向かって 
排気をすれば大丈夫です。 
 
 
一戸建てでも隣家が近かったりすると 
注意が必要になります。 
 
2~3mしか離れていないのであれば 
臭いは当然するでしょう。 
 
アパート、マンションなどの集合住宅も 
これに該当します。

対処法

臭いの問題は溶剤を使わない 
水性塗料で解決できますが。 
 
問題は塗料のミスト。 
 
洗濯物や車などに色がついたら 
賠償問題になるかもしれません。 
 
物が置いていなくても 
家自体に色がつく可能性だってあります。 
 
対策としては排気場所を変えるか 
ミスト対策をすることくらいです。 
 
 
排気場所を変えれば済むなら 
簡単なのですが。 
 
ミスト対策はなかなか大変です。 
 
対策自体はフィルターをつければ 
終わりなのですが。
ミスト対策のフィルター
 
そうすると排気能力に 
影響が出る場合もあります。 
 
 
排気能力が落ちると隣家への影響は 
減少するのですが。 
 
自分の家の室内に影響が出ます。 
 
排気をしないと言うことは 
室内に残ると言うこと。 
 
部屋の中にミストが舞って 
色がつくかもしれません。 
 
 
プラモデル専用の作業部屋が作れるなら 
汚れても大丈夫ですが。 
 
そんな人はあまりいませんよね。 
 
家族と住んでいれば苦情がでるでしょう。 
 
 
対策は排気ファンの能力を 
上げれば良いのですが。 
 
自作ブースでなければ 
それも難しいでしょう。 
 
それなら逆に考えて 
排気を減らすのが現実的です。 
 
エアブラシの圧を下げて 
吐出量を減らします。 
 
エアブラシの口径も0.2や0.3ミリを使う。 
 
市販のスプレー缶と違い 
調整ができるのもエアブラシの利点。 
 
排気量を減らしてみましょう。 
 
 
そもそも排気するミストは 
ムダになった塗料。 
 
排気を減らすことは 
経済的でもありますよ。

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まとめ

筆塗りとエアブラシ塗装のメリットと 
デメリットをお伝えしてきました。 
 
初期投資と塗装環境を考えると 
エアブラシは使えない人も多いでしょう。 
 
 
それにくらべて筆塗りは 
誰でも簡単に始められるので 
挑戦した人も多いのでは? 
 
でも実際に塗ってみると 
単色を塗るだけでも難しいです。 
 
 
もちろん塗るだけなら簡単。 
 
色ムラや筆跡がないようにするのは 
技術も時間もかかります。 
 
 
筆塗りは一度塗ったら乾かす。 
 
これをやらないと 
ムラや筆跡の原因になります。 
 
 
下地塗装をしたらなおさら。 
 
乾かない状態で筆を往復させたりすると 
下地も溶け出してきます。 
 
そうなると色も混ざって 
ヒドイ状態に。 
 
 
私も小学生時代に 
そんな経験をしました。 
 
 
ガンプラブームだった小学生時代。 
 
成型色だけのキットを 
箱の完成見本に近づけたくて塗装に挑戦。 
 
少ないお小遣いで何色か買いました。 
 
 
もちろん筆塗りの知識なんて 
当時は全くありません。 
 
塗料瓶に筆を直接入れて 
何度も塗り重ね。 
 
筆で塗っても塗っても 
成型色が出てきてなかなか隠れません。 
 
乾いていないのに 
筆を往復させていましたからね。 
 
 
色を変えるときは 
さすがに筆を洗っていました。 
 
でも塗り分けに 
マスキングなんてしません。 
 
境目を塗るときに先に塗った色を 
こすってしまい溶け出してきます。 
 
色は滲んでくるし直線もでない。 
 
さんざんな結果に終わりましたよ。 
 
 
大人になってプラモデルに出戻り。 
 
小学生とは違う財力で 
エアブラシを購入しました。 
 
 
使ってみたら簡単でキレイに。 
 
 
小学生のころにできた 
塗装に対するトラウマが 
すっかり消えましたよ。 
 
 
塗装は手間もお金もかかります。 
 
趣味としてどこまで手間暇かけるか。 
 
そこは個人の価値観だと思います。 
 
そもそも今のキットは 
成型色だけでも 
かなり色分けされています。 
 
単色のキットと違って 
塗装しなくても見栄えは良いですよね。 
 
 
コンクールなどに出品するならともかく 
自分の部屋に飾るだけ。 
 
それなら無理をしてまで 
塗装する必要もないと思います。 
 
自分でどこまでやりたいか。 
 
よく考えて塗装を始めましょう。

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