プラモデル 初心者

初心者に必要な工具
プラモデルは初心者でも 
始めやすい趣味ではないでしょうか。 
 
初めてでも組み立てるだけなら 
問題なく完成すると思います。 
 
もちろん小さな子供は別ですが。 
 
 
説明書をよく見れば 
小学生だって作れるでしょう。 
 
数十年前のガンプラブームのころは 
小学生でも当たり前に作っていましたし。 
 
その頃に比べてプラモデルも進化して 
組み立てやすくなっています。 
 
自宅でできる新しい趣味と考えれば 
始めやすい趣味です。 
 
プラモデルを趣味として始めるときの 
注意点などをまとめてみました。

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プラモデル初心者の

必要な道具

必要な道具も最低限なら 
ニッパーさえあれば大丈夫です。 
 
部品をランナーから切るのに 
ニッパーだけは必需品です。 
 
昔は爪切りで切るなんて人もいましたが 
今は100円ショップでも買える時代。 
 
値段なりの性能ですが 
爪切りよりは使いやすいですよ。 
 
もちろん予算が許すならプラモデル用を 
買うほうが良いですけどね。

塗装は難しい?

塗装だって簡単。 
 
部分的に塗るだけなら 
プラモデル用のマーカーがあります。 
 
マジックペンのようにキャップを外して 
気になるところを塗るだけ。 
 
昔と違って塗料を筆塗りする必要さえ 
なくなっています。 
 
プラモデルだけでなく道具も 
使いやすく改良されていますからね。

プラモデルは簡単?

初心者でも簡単に始められる趣味ですが 
奥は深いです。 
 
キットの箱に載っている完成画像でも 
同じように作るには手間がかかります。 
 
改造までして雑誌に載るような作例だと 
素人にはマネできないレベルです。 
 
 
部品を切り出して必要に応じて接着。 
 
合せ目消しや表面処理のために 
ほとんどのパーツにヤスリがけ。 
 
塗装も一回で終わりではなく 
陰影をつけるために何度も塗装。 
 
デカールを貼って保護のために 
クリア塗装でコーティング。 
 
更にウェザリングなどの 
汚し塗装をする場合もあります。 
 
 
それぞれの工程で技術の差も出ますから 
仕上がりは全然違います。 
 
ヤスリがけ一つとっても 
技術の差はありますからね。 
 
 
平面を削るのなんて簡単そうに思えます。 
 
 
でも実際にやってみると 
角が丸くなったり・・・。 
 
押すときは前に力がかかりますし 
引くときなら手前に力がかかります。 
 
中央を平らに削るだけでも 
慣れや技術が必要。 
 
平らな部品でさえそうなんですから 
曲面はもっと技術の差が出ます。

上手に作る方法

技術の差を埋めるために 
良い道具が必要になってきます。 
 
良いの定義は難しいですが。 
 
単純に値段が高いというわけではなく 
自分にあった道具と言う意味です。 
 
 
例えば先ほどのヤスリがけ。 
 
一般的には平らに削れるように 
固い平面のものに紙ヤスリを 
取付けることが多いのですが。 
 
私は曲面のヤスリが使いやすいです。

タイラー
 
ヤスリの中央が盛り上がっているので 
部品の中央部もよく削れます。 
 
これを使うようになってから 
平面だしも上手になりました。 
 
 
初めのうちは安い道具を買うことが 
多いかもしれません。 
 
でも初心者ほど良い道具を使ったほうが 
仕上がりもキレイになりますよ。

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道具の使い分け

初心者だと難しいのが 
道具の使い分け。 
 
同じカッターでも大きさが違ったり 
ヤスリでも目の荒さが違ったり。 
 
どんな違いがあるかは使ってみないと 
なかなか分かりませんよね。 
 
又ヤスリを例に考えてみましょう。 
 
ヤスリには番手があります。 
 
紙ヤスリなら400番とか1000番とか 
番号が書いてあるのが普通です。 
 
番号が大きくなるほど 
目が細かくなっていきます。 
 
金属ヤスリだと 
見た目で判断する場合が多いですが。 
 
 
大きな番手はよく削れますが 
パーツにヤスリの磨き傷もつきます。 
 
それを消すために 
少し大きな番手でヤスリがけ。 
 
これをくり返して傷を消していきます。 
 
400⇒600⇒1000⇒1500⇒2000 
 
イメージとしてはこんな感じです。 
 
 
でも普通はここまで細かくやりません。 
 
車のボディなどで 
ピカピカに仕上げたいなら 
下地も重要ですが。 
 
つや消し仕上げなら 
1000番くらいで十分。 
 
厚めの塗装をするなら800番くらいで 
終わりにする人もいますし。 
 
でも塗膜が薄いのに下地処理が甘いと 
塗装をしても磨き傷が消えません。 
 
 
初めから細かいヤスリにすれば 
失敗はなさそうですよね。 
 
でもそれだと上手に削れなくて 
角が丸くなったりします。 
 
荒いヤスリで一気に削って 
少しずつ傷を消していく。 
 
手間はかかりますが 
この方がキレイに仕上がります。 
 
 
どこまで削るとどんな仕上がりになるか。 
 
こう言うことは実際に経験しないと 
分かりませんよね。

まとめ

プラモデルを趣味として始めたい人に 
注意点などをお伝えしてきました。 
 
初心者でも簡単に始められるけど 
奥は深いプラモデル作り。 
 
技術はもちろん道具の違いも大きいです。 
 
最初から全てを買いそろえるのは 
予算的に難しいこともあるでしょう。 
 
 
でも初心者こそ道具にこだわったほうが 
上手に作れるようになります。 
 
 
基本工作はもちろんですが 
塗装だって同じこと。 
 
筆塗りよりエアブラシのほうが 
簡単でキレイに仕上がります。 
 
作業環境の問題なども出てきますから 
難しい場合もあるかもしれませんが。 
 
 
住環境のように簡単に変えられない 
問題はしかたありません。 
 
でも金銭的な問題なら 
何とかなりませんか? 
 
趣味の道具と考えたときに 
プラモデルは安い方だと思います。 
 
例えば欲しいキットを 
一つ後回しにする。 
 
その予算を使って道具を一つ買う。 
 
それくらいの金額で 
何とかなるものが多いです。 
 
エアブラシのセットなどは 
なかなか難しいですが。 
 
 
とは言え良い道具が無くても 
練習すればすこしずつ上達します。 
 
数をこなして上手になっていきましょう。 
 
誰だって最初は初心者ですよ。

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