積みプラはありますか？
社会人になってプラモデルが趣味だと
誰でもありそうですよね。
数の多い少ないはともかく。
・・・と思っていたのですが。
積む心理が分からないと言う話を
先日耳にしました。
私などは趣味で積まない人がいるほうが
驚きなのですけど。
プラモデルに限らず本やゲームなど
収集できる趣味だと
積むのが当たり前だと思っているので。
なぜ積みができるのか。
理由は複数あると思うので
順番に考えてみましょう。
積みプラの心理
積みプラができる理由
積みプラができる理由の一番は
時間だと思います。
プラモデルはもちろん
先ほど挙げた本やゲーム。
どれも一つを終わらせるのに
時間がかかりますよね。
一般的な社会人になると
自由になる時間は減ります。
仕事以外の時間をどう使うか。
社会人共通の悩みですよね。
日々の生活に追われて
趣味の時間が持てない。
一番多い理由だと思います。
小学生のころにプラモデルを買ったまま
積んでいた人なんてほぼいないでしょう。
買ってきたらすぐに作る。
時間があった子供時代のように
作れたら理想ですね。
理想と現実
理想と現実の違いもあると思います。
理想が高くなっているのも
手が動かない理由の一つです。
先ほど例に挙げた小学生時代。
私は作る行為が楽しくて
完成度なんて気にもしていませんでした。
ガンプラのいわゆる旧キット。
今と違って単色成型。
接着も必用なので組み立てただけでは
合わせ目が見えて単色のままです。
それでも作っていました。
どうせ作るならキレイに作りたい。
現在だとそう思うのですが。
そんな思いよりも
作りたい欲求のほうが強かったわけです。
もちろん当時だって
色を塗ったりしたかったですが。
技術だけでなく
予算も足りませんでした。
指定通りに塗るには
何色も必要になります。
ガンダムで言えば仮に白を省いても
赤、黄、青、グレーくらいは必要です。
1色100円。
４色買ったら300円のキットより
高額でした。
そんな理由もあり
小学生の頃は完成度なんて二の次。
ガンガン作れました。
大人になると完成度も気になります。
誰に見せるわけでもないですが
キレイに作りたくなります。
塗装まで考えると
かなりの作業時間が必要。
だから暇ができたらと考えて
作らないままになります。
物欲
物欲も単純ですが大きな理由です。
作らないなら買わなければ良いのですが。
頭では分かっていても
欲しい物は欲しいのですよね。
私もさすがに定価で買いはしませんが。
セールになっていたりすると
つい買ってしまいます。
近年はガンプラを中心に
プラモデル関係も品薄ですが。
一時期は家電量販店で
3割引き+10％ポイント還元が
当たり前でした。
売れ残って長期在庫になってくると
そこからさらに割引。
欲しかったキットが
そんな値段になっていると
お得な気がしてつい買ってしまうんです。
積むだけだから無駄なのは
分かっているのですけどね。
いつかはかっこよく完成させる。
そんな夢を買っているのかもしれません。
安心感
安心感も積む原因かもしれません。
買ってあればいつでも作れる。
再販があまりない物だと
これも大きな理由ですよね。
ガンプラに限って言えば
絶版はほとんどありませんが。
それでも欲しいキットが
いつ再版されるかは分かりません。
ガンプラ以外のキットだと
再版される可能性が少ない物も
ありますからね。
そもそも再販情報も
チェックしていないと
気づかないまま売り切れたりしますし。
そんなこともあって
買えるときに買っておく。
見かけたときに買っておく。
そう考える人もいるでしょう。
個人的に見かけたら買おうと思っていて
いまだに買えないキットがあります。
ガンプラ旧キット1/60ドム。
1/60 MS-09 ドム
再版情報をチェックしてまで
買う気はないのですが。
昔から欲しいキットなんです。
10年単位で買い逃しています。
ドムくださいドム。
まとめ
積みプラができる理由について
考えてみました。
簡単にまとめると
・時間がない
・技術がない
・プライドがある
・物欲がある
問題なのは技術がないのに
プライドがあること。
ヘタな自分が許せない。
自分はもっと上手に作れるはず。
こう思うと手が止まりますよね。
上手な人の作例ばかりを見ていると
自分との技術の差ばかり
気になってしまうかもしれません。
だからと言って作らなければ
差は余計にひらくだけ。
作らないでうまくなることなんて
ありえません。
運動でも勉強でも最初から
できる人なんていないですから。
「積みは罪」なんて言う人もいます。
少しでも手を動かして
罪を減らしていきたいですね。
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